うさぎやのこだわり
大正四年創業
うさぎやの創業は大正四年。初代檜山三蔵が宇都宮でもなかを中心とした和菓子店からはじまりました。お客様がほっとして心がなごむ、いつまでも愛されるお菓子をつくりたい。
四代にわたりその志と伝統の技を受け継ぎ、また、その時代に合わせながらより良い味をつくり続けています。現在では、妥協を許さない職人がつくりあげた洋菓子も店頭にご用意しています。
三代目のときにご縁があった、詩人書家のあいだみつを先生にパッケージなどのデザインをしていただき、なつかしい、親しみのあるものとなりました。
お菓子はもちろん、包装紙、パッケージのデザインの”あじ”もお楽しみいただけます。
良い材料・素直な仕事
お菓子にあった素材を、地域にこだわって厳選。その素材本来の良さをいかすために、余計なものは使用しません。風味を保つために、火入れもしすぎないよう、熟練の技でつくり上げます。
味わってほしいものだけをつかいたい。つくりやすさではなく、おいしさを追いかける。素材に素直に、おいしさに素直な仕事を心掛けています。
【チャット】どこか懐かしさを
感じさせる、優しい味わい
厳選バターと白餡 心が和む やさしい風味の 伝統菓子
ほんのり甘くて香ばしい、やさしい皮の中から、バターを練り込んだなめらかで上品な白あんがお口の中に広がります。
心のとけあった人たちが、気兼ねなく気楽なおしゃべりをしながら、楽しいひとときを過ごす。
そんなときに召し上がっていただきたい。そんな思いのお菓子です。
うさぎもなか
香ばししい焦がし皮の最中には、小豆をじっくり炊き上げた粒あん。白い最中皮には手亡豆を丁寧に炊き上げた、まったりとした甘みの白あん。お茶の渋みを存分に生かす、そのとろりとした風味は、当店の歴史の所産であり代表的な宇都宮の銘菓です。創業者・檜山三蔵氏の干支・うさぎ年に因んだ屋号と共に長年、地元の方々に親しまれてまいりました。
ゆず饅頭
秋深く日光おろし吹きすさぶ頃、本県特産の柚子は枝もたわわに、黄金色のつやを競います。
この野趣に富んだ柚子の味をそのまま親しみ深い饅頭の中に包み込みました。
豪壮な野州の秋を詩味滋味味わっていただける珍菓です。
二代目・市郎の創作です。
※ゆず饅頭は店舗限定商品となります。
歴史をつなぐ、やさしさと
温もりを感じさせるデザイン
「チャット」のネーミング、およびパッケージデザインは詩人書家の相田みつを氏に手がけていただきました。チャット以外にも「ゆずまんじゅう」「わた花」「田一枚」の包装紙も相田氏のデザインによるものです。
やさしさと温もりを感じさせるパッケージとなっております。大切な方への真心こめた贈り物としてもぜひご利用ください。
(下段左)うさぎもなか包装紙・・二代目 檜山市郎作 十牛舎と書いてあり十五夜の事。(下段右)詰合せ掛け紙・・版画家 川上澄生氏作品帆かけ船が描かれています。